クラフトバンドの使い方

軽くて扱いやすく初心者にもおすすめ！

クラフトバンドの使い方をご紹介

クラフトバンドは軽くて扱いやすいため、初心者でも始められるハンドメイドクラフトとして人気です。コツさえつかめば、誰でも簡単にすてきな作品が作れます。新しい趣味として、クラフトバンドで小物や雑貨を作りたい人も多いでしょう。ここでは、クラフトバンドの使い方や基本的な編み方とともに、クラフトバンドを上手に扱うコツをご紹介します。

クラフトバンドとは？

クラフトバンドは、手工芸やクラフト作品の制作に使用される素材の一種です。手芸用品店やオンラインのクラフト用品店、文房具店などで入手できます。

クラフトバンドの特徴

クラフトバンドは紙製のバンド状の素材で、元々は米袋を縛る紐として使われていました。牛乳パックや古紙などの再生紙を利用しているものが多く、環境に優しい素材でもあります。紙製なので接着剤でくっつけられるほか、結んだり編んだり、裂いたりしていろいろなアートを作れます。カラーバリエーションも豊富で、色を組み合わせてバイカラーやグラデーションを楽しむことも可能です。

クラフトバンドの使い方

クラフトバンドは、通常は 12 本の細い紐がくっついた平たいバンドの形状をしていて、中には、ダブル幅と呼ばれる 24 本の紐がくっついたタイプのものもあります。4 本幅が必要な場合は、12 本幅から 4 本分を切り離して使用します。カットする時は、ハサミを使って必要な長さに切ることが可能です。種類によっては切り口が毛羽立つこともありますが、上質なクラフトバンドは切り口が毛羽立ちません。

クラフトバンドで作れるもの

クラフトバンドでは、かごバッグや小物入れ、コースターなどが作れます。そのほかにも、ヘアアクセサリーやストラップ、壁掛けなどを作ることが可能です。

クラフトバンドの基本的な編み方

クラフトバンドを使って作品を作るなら、編み方を覚える必要があります。

四つだたみ（石畳み）編み

四つだたみ編みは石畳み編みとも呼ばれ、石畳のように四角を繰り返して編み込む方法です。バッグや小物入れの底や側面の模様に用いられるほか、飾り編みとして使われることもあります。

網代編み

網代編みは、クラフトバンドを直角に交差させて平面的に編んでいきます。網目が密になるため強度が強く、かごバッグに多用される編み方です。クラフトバンドの太さなどにより、網目の出方が異なります。

うろこ編み

うろこ編みは、名前の通りうろこのような模様になる編み方です。クラフトバンドで輪っかを作り、もう一つ作った輪っかを輪の中にくぐらせるという少しテクニックが必要な編み方です。その分、見た目のインパクトも強くユニークな作品が作れます。

花結び

花結びは、3 本のクラフトバンドで花のような可愛らしい形状が作れる編み方です。3 本のバンドを使うため複雑に感じますが、編み込む順番さえ間違えなければ初心者でも上手に仕上げられます。バッグや小物入れのほか、キーホルダーやヘアアクセサリーのチャームとしても用いられる編み方です。

クラフトバンドを上手に扱うコツ

満足できるクラフトバンドの作品を作るためには、クラフトバンドを上手に扱うコツを知っておく必要がありま
す。

網目を詰めるには？

クラフトバンドはしっかり網目を詰めたつもりでも、ふわっと隙間のあくことがあります。編み目が詰めにくい場合には、霧吹きを使って網目を軽く湿らせると、網目が簡単に詰めやすくなります。

クラフトバンドが長くて扱いにくい時は？

クラフトバンドが長いと、編んでいるときに邪魔になることがあります。持ちながら作業するのが大変であったり、余った紐が邪魔になったりする場合は、洗たくバサミで束ねておくと良いでしょう。

小物入れの底が平らにならない

四角い小物入れを作る場合、底が平らにならず膨らんでしまうことがあります。これは、網目をぎゅうぎゅうに詰め込みすぎているせいで起きるのです。網目を詰めすぎないようにすると、平らに作れます。

余った紐の始末方法

余った紐は、ハサミで切っただけでは無骨な仕上がりになってしまいます。マイナスドライバーを使って網目に差し込むと、綺麗に処理することが可能です。

まとめ